柳井正

柳井正は、株式会社ファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長を務める実業家です。家業は紳士服店を経営していましたが、そこから世界的なカジュアル衣料企業「ユニクロ」を展開させた人物と聞くとご存知の方も多いのではないでしょうか。今回は、40年以上経営者の実績を持つ「柳井正」について解説します。

柳井正の経歴

柳井正は1949年、山口県宇部市中央町で生まれました。父・柳井等は同年、実の兄である柳井政雄から繊維・洋服部門を任され、紳士服小売業の「メンズショップ小郡商事」を立ち上げます。その頃、彼は早稲田大学に進学し大学生活を平凡に過ごしていたが、就職活動では大手商社に応募するがことごとく採用を断られていました。

大学卒業後は、父親の勧めでイオン(当時はジャスコ)に入社し、家庭雑貨売り場に配属されます。しかし、わずか9ヶ月で退社を決意し友人の家に居候した後、実家の小郡商事に勤めることになりました。当時の中国地方は、洋服の青山など紳士服の激戦区真っ只中でした。1984年に父親から社長の名を譲り受け、正氏は他店と競合しない日常的な衣料をテーマにした店づくりを行うことを決意します。そして、後にユニクロというカジュアル衣料が誕生したのです。

カジュアル衣料をコンセプトにした理由

柳井正は、全国展開を目標に紳士服とは違った身近な衣料を取り扱うことを考えました。これは、商品が良ければ売れるという方向性の方が自分には合っていると感じたからのようです。カジュアル衣料であれば紳士服売場のような細やかな接客は必要ありません。ユニークな衣料を扱い、安くてもお洒落な高価値商品を次々と開発し始めました。格安なダウンジャケットやフリース、またヒートテックのような機能性を加えた商品を独自で生み出します。

柳井正の名言

彼は自らのカリスマ性を経営・開発に活かし、一代で財を成した成功者です。彼は数々の著書を手がけていますが、多くの名言も残しています。

「経営者が経営をしていない」

この言葉の意味は、日本企業の経営のあり方に対して苦言を呈するものでもあります。

「コーディネートや調整はするのに、世の中の変化に企業も同じように対応していかなければならない」「過去の繰り返しではなく、リーダーシップをとって会社の方向性を変えていくべきだ」ということを主張しているのです。

日本企業が20年以上低迷し続けているのは、経営者の目標設定が常に一定であることを意味しているという厳しい見方もしています。

柳井正は、自身の経営者論を持ち超楽観的にものごとに取り組んでいます。将来のビジョンが常にあり、協力してくれる人を探すことで大抵のことはできるという持論を持っています。「人と違ったことをする」この要因こそが、成功者へと導くことができたのではないでしょうか。

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